ALBUM 32. 美しき日本の面影 2006.09.13

01. 桜人~序章 春の夜の月~
02. 桜桃
03. さよなら橋
04. 献灯会
05. 向日葵の影
06. 鉢植えの子供
07. 悲しい螺旋
08. 愛の音
09. 大晦日
10. 天然色の化石2006
11. サクラサク
12. 桜人~終章 しづ心なく~

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*如欲轉載中譯歌詞,請註明出自織歌蟲網站,謝謝。

 

美しき日本の面影

絕美日本的面容

01. 桜人~序章 春の夜の月~
作詩:九条良経、藤原俊成女、大伴宿禰池主、菅原道真(すべて短歌)
補作詩: さだまさし / 作曲: さだまさし
/ 編曲: さだまさし

今宵 桜人
空はなほ 霞もやらず風冴えて雪げに曇る 春の夜の月
今宵 思ひ人
風通ふ 寝覚めの袖の花の香に香枕の 春の夜の夢
はらりはら はらはらり はらはらり

今宵 あはれ人
桜花 今ぞ盛りと人は言へど
われはさぶしも きみとしあらねば
今宵 涙人
桜花 ぬしを忘れぬものならば
吹き込む風に 言(ことば)伝てはせよ
ゆらりゆら ゆらゆらり ゆらゆらり

はらりはら はらはらり はらはらり

01. 櫻人~序章 春夜月~
中譯: Orika


今宵 戀櫻之人
暮空依然 不見春霞 卻寒風徹骨 天陰欲雪 春夜之月
今宵 思慕之人
曉風拂面 驀然醒覺 花香滿袖 以之為枕 春夜之夢
簌簌而落  簌簌紛落 簌簌紛落

今宵 情深之人
櫻花 人皆云正值盛放
如非與君共賞 吾亦徒感空寂
今宵 灑淚之人
櫻花 若難忘其主
何不委請入幃之風 為之傳語乎
款款而搖 款款搖盪 款款搖盪

簌簌而落  簌簌紛落 簌簌紛落

02. 桜桃
作詩・作曲・編曲: さだまさし

  泣いてもいいよ こらえなくてもいいよ
  幼い頃のように 大きな声あげて
★ 泣いてもいいよ こらえなくてもいいよ
  どれほどの悲しみも いつかはきっと消えるから ★

出はじめの桜桃 そっと口に運ぶ君の
桜色の唇から 僕の季節が生まれた
君の笑顔が喜びだった

なのに傷つけてしまった 時は色を閉じた
言葉は花冷えの曇り空のように凍えた
それでも君は笑おうとしてくれたね

★ Repeat

▲ 笑えたらいいね 本当に心の底から
  最初の頃のように 何の不安もなく
  笑えたらいいね 本当に心の底から
  その胸の苦しみの すべてを洗い流すほど ▲

必ず春はめぐる どんなに寒い冬でも
真白に輝く雪が 陽射しにいつかとけるように
僕が太陽になれるのなら

もう一度ふたり手を添えて 小さな種を播いて
めぐる春の奇跡を いつか実る桜桃を
君が信じてくれるのなら

◆ Repeat

Repeat

02. 櫻桃
中譯: Orika

◆ 可以哭出來喔 不必忍耐也行呀
  就像兒時一樣 放聲大哭
★ 可以哭出來喔 不必忍耐也行呀
  因為無論有多少悲哀 有天定會煙消雲散的 ★ ◆

將甫上市的櫻桃 輕輕送入口中
從你櫻桃色的紅脣 我的季節自此而生
你的笑靨盪漾著喜悅

可當你受了傷 有時會封閉起色彩
話語就如同花季春寒時 陰鬱的天空一樣凍結
即便如此 你還是努力為我擠出笑容對吧

★ Repeat

▲ 笑一笑就沒事了喔 真正發自內心深處
  就像最初時那樣 沒有一絲絲不安
  笑一笑就沒事了喔 真正發自內心深處
  將你心中所有苦悶 徹底沖刷乾淨 ▲

春天一定會重返的 無論冬天再怎麼酷寒
就像純白閃耀的雪 在陽光中終究會融化
如果讓我成為太陽的話

再一次兩個人扶著彼此的手 種下小小的種子
讓春天輪迴的奇跡 有天結成果實的櫻桃
如果你願意相信我的話

◆ Repeat

▲ Repeat

03. さよなら橋
作詩・作曲: さだまさし / 編曲: グレープ

★ さよなら橋のたもとには
  二つの道がある
  あなたは向こうの岸へ行く
  僕はここに残る ★

折から紫陽花五月闇
別れ別れの恋の道
振り向くあなたの淋しげな
笑顔に五月雨

燕低く飛ぶ見返り柳
夢の名残りの道
千切れるほどに手を振りながら
季節が今変わる

  さよなら川の畔には
  二つの道がある
  必ず海へとたどり行く
  並んだ道がある

嵐の夜も晴れの日も
遙か姿は見えずとも
僕はこちらを歩いてる
きっと歩いてる

遠く雷の音がする
もう少しで梅雨があける
ひととき同じ道を来た
夢の終わる音

★ Repeat

03. 莎喲娜啦橋
中譯: Orika

★ 莎喲娜啦橋的一側
  有那麼兩條路
  你走向對岸
  我留在這端 ★

時值繡球花開 五月暗夜深濃
終須別離的戀愛殊途
你回首一望
在那張落寞的笑臉上 飄著五月雨

燕子低低飛過 戀戀回首之柳
在夢的惜別之路
一隻手拚命揮到像即將粉碎似地
如今季節將易

  在莎喲娜啦河的河畔
  有那麼兩條路
  肯定會往大海一路尋索而去
  那並行的兩條路

狂風之夜也好 朗朗晴天也好
縱使不見你在遠方的姿影
我仍會在這裏舉步前行
一定會繼續前行

遠方傳來雷鳴
梅雨就快放晴了
那是曾在同一刻匯聚到同一路的
夢終結的聲音

★ Repeat

04. 献灯会
作詩・作曲: さだまさし / 編曲: グレープ

咲いた日に散る沙羅の花
遠く叶わぬ恋のよう
あなたの為に咲く花に
あなたは気付かない
百観音の献灯会
しあわせ祈って灯します
南無観世音あの人を
お守りくださりますように

咲いて閑かな半夏至
胸張って咲く立葵
去る人来る人過ぎる人
生命は花のよう
百観音の百菩薩
遠く蛍の舞う如く
庭に舞い降りた天の川
あなたにしあわせ降るように

遠ざかり行く蝉時雨
心細げな夕まぐれ
あなたを想う数ほどに
明かりを灯します
百観音の献灯会
あなたを想って灯します
南無観世音あの人を
お守りくださりますように

04. 獻燈會
中譯: Orika

在綻放之日旋即凋謝的沙羅之花
宛如遙不可及的愛情一般
為你而綻放的花朵
你卻不曾留意
百觀音的獻燈會
為祈福而點燈
懇求南無觀世音菩薩
請保佑那人吧

綻放於寂靜的半夏至
挺胸盛開的蜀葵
離人 來者 過客
生命如花一般
百觀音的百菩薩
猶如遙遙飛舞的螢火蟲
翩翩飄降於院中的銀河
祈願幸福亦能如斯 降臨汝身

漸漸遠去的如雨蟬鳴
心頭空蕩蕩的向晚時分
點起了同思念你的次數
一樣繁多的燈火
百觀音的獻燈會
心中惦念著你而點燈
懇求南無觀世音菩薩
請保佑那人吧

05. 向日葵の影
作詩・作曲: さだまさし / 編曲: グレープ&渡辺俊幸

送り火を焚く軒先に妹背鳥(せきれい)の
短く鳴いて庭を飛ぶ影

盂蘭盆会(うらぼんえ)精霊船の船溜まり
幼子の花火ゆらりと香る

折り懸けの灯籠白く仄めいて
在りし日の君の小さき写真

向日葵の花の僅かにうつむける
影を眺むる影に声なし

日の暮れのひかり朧に黒揚羽
船の舳先にひらり留まれり

爆竹に嗚咽のごとき声挙げて
ひしめく船出別れの始め

生命とはかくも重しと知りながら
日々の軽さを悔やむ夕暮れ

港にて手を離したるその時に
永久(とわ)の別れを吟(うた)いしものを

さようなら 声を限りのさようなら
振り仰ぐ夜空 鵲の橋

面影の君を背負いて明日から
生きてゆくから生きてゆくから

さようなら 声を限りのさようなら
僕と出会ってくれて ありがとう

05. 向日葵之影
中譯: Orika

檐前焚燒著送神之火 望著妹背鳥 (鶺鴒)
發出短促的啼鳴 飛掠過院子的身姿

盂蘭盆會  在用來放流的燈船停泊之處
稚子燃起煙火 薰香裊裊

紙糊的燈籠上 白茫茫地隱約可見
一張你生前的小照

向日葵的花 微微耷拉著頭
呆望著影子 對影無聲

夕暮殘照 朦朧中一尾黑鳳蝶
輕盈地停駐於船首

爆竹宛如嗚咽似地揚聲迸響
船兒嘎吱嘎吱即將啟航 別離伊始

所謂的生命 既知沈重如斯
又恨其歲月之輕 暮色蒼茫

於港埠 當放手遠離之際
當是吟詠永久的訣別

永別了 聲嘶力竭的道別
仰望夜空 鵲橋閃閃

因為是背負著故人音容走下去的明日
只因要活下去只因要活下去

永別了 聲嘶力竭的道別
謝謝你 今生與我來相會

06. 鉢植えの子供
作詩・作曲・編曲:さだまさし

愛してください愛してくださいと
声も出さずに叫んでいる 子供達
棘だらけで小さく 小さくうずくまって
鉢植えの茨の木のような 子供達

心を携帯メールに閉じこめて
叫ぶように打ち続けている 子供達
聞いてない歌で両耳を塞ぎながら
寂しさに必死で耐えている 子供達

大人達は別の花ざかり
季節を忘れた花祭り
まるで自分が大人になった
それに気がつかない振りをして
何かから逃げだすように
目を閉ざす

見つめてください見つめてくださいと
ついこの間自分も叫んでいたでしょう

何も言わずに抱きしめて
いつもお前の味方だと
たとえどんなことがあろうと
お前を護ってやると
必ず今日の夜には伝えよう

明日広い森へ帰ろう子供達と
鉢植えから一緒に抜け出して
次の季節が見える高い丘の上で
愛していると伝えよう 子供達に
OH

06. 盆栽似的孩子
中譯:Orika

"誰來愛我誰來愛我"
無語地這麼吶喊著的 孩子們
渾身是刺地 小小地 小小地 蹲踞著
像種在盆栽內的荊棘樹一般的 孩子們

把整顆心封入了手機訊息中
如同吶喊似地雙手不斷打著字 孩子們
用根本沒在聽的歌堵塞住雙耳
死命地忍受著孤寂的 孩子們

大人們 是另一個繁花盛開的光景
一場忘了季節的百花慶典
恍如自己已長成大人
然後裝做不經意地
逃脫出某種東西一般
閉上了眼

"請好好看我請好好看我"
在過程中終於連自己也忍不住嘶喊了吧

一語不發地緊擁著你
"我永遠都站在你這邊
無論發生什麼事
我都會保護你的"
一定要在今夜確實傳達呀

"明天讓我們回歸到那片廣闊的森林吧 孩子們"
讓我們從狹小的盆栽中 一起抽身出來
站在望得見下個季節的高聳山丘上
將"我愛你"傳達出去吧 給孩子們
OH

07. 悲しい螺旋
作詩・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

去りゆく君の背中に
季節忘れの帰り花降りしきる
振り返りもせずに さよならも言わず
色葉散る坂道

何か言葉を遣えば
傷つけるか傷つくかのどちらか
だから敢えて君は 何も言わずに
物語を閉じる

★ 君を傷つけたことでまず僕が傷ついて
  僕が傷つくことで更に君が傷ついた
  僕が黙れば君は僕の嘘を疑って
  君が黙れば僕は君の愛を疑った
  悲しい螺旋に疲れ果てさせたね ああ ★

二人手をつないでいても
辛く遠く淋しいあの山道を
君はこれからたった独りきりで
帰りゆくというのか

僕が思うよりずっと君は僕を愛して
君が思うよりずっと僕は君を愛した
そしてお互いの愛の深さに気付きながら
やがてお互いの愛の重さに耐えきれずに
悲しい矛盾に疲れ果てたんだね ああ

★ Repeat

去りゆく君の足下
満天星紅葉(どうだんつつじ)は赤いさよなら色
ほんの少しだけ立ち止まった君は
振り向かなかった

07. 可悲的螺旋
中譯: Orika

在你轉身離去的背上
忘了季節再次重開的花兒 漫天紛飛
頭也不回 連再見也沒說
紅葉飄零的坡道

若以言語去表達的話
不是傷人就是受傷 必是其一
所以倒不如你 什麼也不說
就這麼靜靜闔上我們的故事

★ 因為傷害了你 首先我便已先受傷
  而因為我受了傷 你便會傷得更重
  我若沈默 你會懷疑我的謊
  你若沈默 我會懷疑你的愛
  讓這可悲的迴旋搞得筋疲力盡了呢 啊啊 ★

即便來時兩人攜手同行
走過艱辛漫長且寂寥的這條山路
你從現在起 要孤身一人
步上回程了嗎

你遠比我想像的 還要更愛我
我遠比你想像的 還要更愛你
然後當我們覺察到 彼此之間愛之深切的同時
轉眼間我們也因為 彼此之間愛之沈重而難以承受
因這可悲的矛盾而耗盡全力了呢 啊啊

★ Repeat

在你轉身離去的腳下
滿天星紅葉 (燈台杜鵑) 鮮紅欲滴 是再見的顏色
稍稍停下腳步的你
並沒有回頭

08. 愛の音
作詩・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

心静かに目を閉じて
あなたの愛の音を聞く
寄せては返す波のごとく
寄せては返す愛の音

雪の窓辺に頬寄せて
白い吐息を耳に聴く
降っては降っては降り積もる
あなたの愛の降るごとく

よしやあなたに生き別れ
寂しき野辺に果つるとも
ただ一輪の花となり
咲いて伝えん永遠(とわ)の
愛の色

よしやあなたに死に別れ
独り海辺に朽ちぬとも
ただ一粒の水となり
刻み続けん永遠(とわ)の
愛の音

独り静かに目を閉じて
あなたの愛の音を聞く
寄せては返す波のごとく
寄せては返す愛の音

08. 愛之音
中譯: Orika

靜下心來 閉上雙眼
聆聽著你的愛之音
猶如來回拍打的潮水
來回拍打的愛之音

將臉頰貼近下雪的窗邊
耳朵聽見白色的吐息
飄啊飄地 靜靜堆積
恰似飄著你的愛

縱令與你生離
哪怕在寂寥的曠野死去
化為孤伶伶的一朵花
也要綻放流傳哪那永恆的
愛之色

縱令與你死別
哪怕在孤寂的曠野不朽
化為孤伶伶的一滴水
也要繼續刻畫哪那永恆的
愛之音

一個人靜靜地 閉上雙眼
聆聽著你的愛之音
猶如來回拍打的潮水
來回拍打的愛之音

09. 大晦日
作詩・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

クリスマスが過ぎたなら 今年を振り返る季節
だってもうすぐ誰にでも 新しい年が来る
クリスマスが過ぎたなら 心を入れ替える季節
ちゃんと反省した人には 素晴らしい年が来る

どんなに辛い年でも どれ程苦しい年でも
全て今年に詰め込んで 悲しみにさよなら

★ 大晦日の夜には ゆく年に心からありがとう
  みんなで一眠りしたなら
  幸せになろう ★

クリスマスが過ぎたなら やさしい人になる準備
来年こそ今年こそは 新しい人になろう
クリスマスが過ぎたなら あったかい人になる準備
笑顔で過ごせるような 素晴らしい年が来る

新しいカレンダーと 新しい今年の生命
涙拭い笑って歌おう 悲しみにさよなら

  クリスマスが過ぎたなら 全ての生命にありがとう
  みんなで一眠りしたなら
  幸せになろう

★ Repeat

クリスマスが過ぎたなら (涙拭い)
全ての生命にありがとう (笑って歌おう)
みんなで一眠りしたなら (悲しみにさよなら)
幸せになろう

大晦日の夜には (大晦日の夜には)
ゆく年に心からありがとう (ありがとう)
みんなで一眠りしたなら (素晴らしい年)
幸せになろう (ハッピーニューイヤー)

09. 除夕
中譯: Orika

聖誕節一過 便到了回顧今年一整年的季節
因為無論對誰來說 嶄新的一年即將來臨
聖誕節一過 便到了洗心革面的季節
對於深切反省之人 美好的一年即將來臨

再怎麼辛苦的一年 再怎麼痛苦的一年
全都塞入即將過去的這一年 告別悲傷

★ 除夕之夜 對來年由衷感謝
  大家好好睡個一覺
  變得更幸福吧 ★

聖誕節一過 該準備成為另一個更貼心的人
之所以有來年是因為有今年 成為一個全新的人吧
聖誕節一過 該準備成為另一個更溫暖的人
像能以笑容歡度似的 美好的一年即將來臨

新的日曆和 新的今年的生命
擦去淚水笑吧唱吧 告別悲傷

  除夕之夜 對所有生命誠心感謝
  大家好好睡個一覺
  變得更幸福吧

★ Repeat

聖誕節一過 (擦去淚水)
對所有生命誠心感謝 (笑吧唱吧)
大家好好睡個一覺 (告別悲傷)
變得更幸福吧

除夕之夜 (除夕之夜)
對來年由衷感謝 (由衷感謝)
大家好好睡個一覺 (美好的一年)
變得更幸福吧 (Happy New Year)

10. 天然色の化石2006
作詩・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

請見《ALBUM 16. 夢回帰線 II》 song09

10. 天然色的化石2006
中譯: Orika

11. サクラサク
作詩・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

★ 冬は季節の終わりではなくて 冬は季節の次の始まり
  冬に季節が死ぬ訳じゃなくて 冬は春を生み出すちから ★

季節の終わりを 心に刻んだ
傷は傷として そっと痛むまま胸に秘めた
君のことも 愛のことも 夢のまた夢のよう
鳥の声も 森の風も 君と共に去りゆく
思い出 消そうとした時
僕の心は壊れた
君こそが僕の 愛の すべてだった

★ Repeat

けれど ときめきは 僕のどこかで
あきらめもせずに 静かに季節を待ち続けた
時は過ぎて 凍りついた 君の心が融けて
心細い 枝の先に 春は色を許した
光に輝くような
小さなつぼみがふくらむ
桜まで 少し もうすぐに届く

★ Repeat

冬が厳しい程に
春の花は美しい
桜まで 少し もうすぐに届く
桜まで 少し もうすぐに

11. 櫻花將開
中譯: Orika

★ 冬天並非四季的終點 冬天是四季的下個起點
  冬天並非四季的死亡 冬天是生出春天的力量 ★

在心上刻下 季節的終結
傷害做為傷害 就這麼一直隱隱作痛 暗藏在心底
關於你 關於愛情 夢的分歧恰如夢
鳥鳴啁啾 林間微風 都隨你而去
當回憶將被擦乾抺淨之時
我的心亦隨之毀壞
因為你正是 我愛情的全部

★ Repeat

然而 那份悸動 仍在我心中的某處
不願放棄 繼續靜靜等待著季節來到
隨著時間推移 你凍結的心也慢慢融化
在冷清的樹梢 春天容許了色彩的進駐
如在光芒中閃耀似地
小小的蓓蕾含苞待放
就連櫻花 一點一點 也即將伸手可及

★ Repeat

冬日越是嚴寒
春花便開得越美
就連櫻花 一點一點 也即將伸手可及

就連櫻花 一點一點 就快來臨
12. 桜人~終章 しづ心なく~
作詩: 紀友則、西行(すべて短歌) / 補作詩:さだまさし / 作曲: さだまさし / 編曲: さだまさし

今宵 桜人
久方の光のどけき春の日に
しづ心なく花の散るらむ
今宵 思ひ人
願わくは花の下にて春死なむ
その如月の望月のころ
はらりはら はらはらり はらはらり

ゆらりゆら ゆらゆらり ゆらゆらり
12. 櫻人~終章 無法靜心~
中譯: Orika


今宵 戀櫻之人
日光和煦 春日綿長 
何以獨有櫻花 無靜定之心 依然紛落不止
今宵 思慕之人
如有祈願 願於初春如月 
望月東升時分 於滿樹櫻花下寂然涅槃
簌簌而落  簌簌紛落 簌簌紛落

款款而搖 款款搖曳 款款搖曳